画像診断室

Diagnostic Imaging

近年、画像診断装置は急速に発展・普及を遂げています。
私たち放射線技師は医療の高度化に伴いそのニーズに対応する為により良い画像情報提供を心がけています。
また、CT・MRI検査においてはNPO法人長崎画像診断センターと連携し、遠隔画像診断にて長崎大学放射線専門医の読影もおこなっており、質の高い画像情報提供を行っています。
夜間や休日は待機制を採用し、時間外・救急時の撮影も対応可能です。

概要

下記の画像診断機器を導入しています
  • MDCT(16列)
  • MRI装置(1.5T)
  • 骨密度装置(DEXA)
  • デジタルX線TV装置
  • 一般撮影装置2台
  • CR装置2台
  • ポータブル撮影装置
  • PACS
  • 遠隔読影システム
    (長崎画像診断センター)
スタッフ

診療放射線技師 3名

医療機器共同利用

地域医療機関の先生方が当院の画像検査機器をご利用頂けるシステムになります。

共同利用機器
  • 単純 MRI検査(キャノンメディカル 1.5テスラ)
    頭部(VSRAD等)、頚・胸・腹部、脊椎、上肢、下肢、MRA
  • 単純 CT検査(キャノンメディカル 16列マルチスライス)
    頚・胸・腹部、脊椎、上肢、下肢
  • 骨密度測定装置(DEXA ホロジック社 Discovery)
    腰椎・大腿骨・全身骨(体組成および四肢の筋肉量が測定できます)

ご利用の流れ

  • 1

    電話でご予約をお願いします。(医事課)

    電話をかける
  • 2

    「撮影依頼書」をご記入いただき、患者様にお渡し下さい。

    印刷(PDF)はこちら
  • 3

    患者様は画像検査のみを受けます。(診察・精算はありません)

  • 4

    撮影終了後、画像データ(CDR)を渡します。

  • 5

    後日読影結果を依頼医療機関へ郵送します。(長崎大学病院放射線科医による読影リポートを希望される場合、数日かかります)

●ご確認事項
  • 利用には事前に委任契約が必要です。委任契約書の締結についてはお問合せください。
  • 発熱がある患者様は検査できません。
お問い合わせ 医事課

詳しくは当院医事課へお問い合わせ下さい。

設備

一般撮影装置(第1・第2撮影室)〈島津メディカル〉

通称、レントゲン装置です。胸部・腹部・骨・関節などを撮影しています。

X線テレビ・デジタルラジオグラフィー装置〈島津メディカル〉

胃・大腸の消化管造影・膀胱造影・脊髄腔造影・関節造影や血管造影(アンギオグラフィー)による診断・治療も行っています。

MDCT Aquilion start(16列)〈キャノンメディカル〉

CT装置は、人体の周りをX線管球が回転し多くの方向からX線を照射して、人体のあらゆる部位の情報をコンピューターで処理することによって、人体の断層像を得る装置です。
従来のX線撮影では識別できない体内組織のわずかなX線吸収差を描出します。

骨密度測定装置〈DEXA ホロジック社〉

骨密度の測定は、骨粗鬆症や骨折のリスクを判定するのに役立ちます。
二重X線吸収法(DXA法)は信頼の高い骨量測定法であり、ごく微量の放射線で腰椎・大腿骨などを検査可能です。
身体組成の計測(体脂肪率・四肢の骨格筋量など)も可能です。

MRI装置 vantage Elan 1.5T〈キャノンメディカル〉

放射線被曝のない最先端の画像診断装置です。
他の診断装置にはない独特な体内情報(脳、脊髄、靭帯、筋肉、血管など)を得ることができます。

病室用廻診車〈島津メディカル〉

病棟等で使用する回診用のレントゲン撮影装置です。
撮影室までの移動が困難な患者様の撮影を病室で行うことができます。

CRシステム〈コニカ〉

一般撮影で撮影された像は、この装置によってすべてデジタル処理しコンピューター画像として、提供します。