整形外科
Orthopaedics概要と特徴
常勤医師と長崎大学応援医師が毎日、曜日担当で運動器疾患の診療を行っています。
中でも関節外科(膝・股関節、膝スポーツ外傷)に力を入れており、⾧崎大学病院整形外科及びスポーツ医学診療センターと連携し各種手術及び手術後のリハビリテーションを行っています。
無菌手術室(クリーンルーム)を備え、人工関節手術などの手術を行っています。 入院診療では急性期(地域包括ケア病棟)から回復期(回復期リハビリテーション病棟)の加療が当院の特徴です。多職種が協働して治療に当たります。
退院後も連携病院やかかりつけ医と協力して継続的な診療を心がけています。 病気やけがのために運動器に障害を持った方、運動器の手術後の方、脊髄を損傷した方などに対し、家庭での生活や仕事、スポーツなどへの復帰を目標に、治療や支援を行います。
外来の案内
専門外来
股関節(火曜日午前)・膝関節(水曜日午前中)は予約制です。
米倉医師(水曜日午前中)は大村・諫早・東長崎地区の医療機関からの紹介を一部受けています(要予約)。
義肢・装具外来(毎週火曜日午前中)
義肢・装具に関する相談、新規作製、一度作った義肢・装具の調整や修理を行います。
午後の外来診療について
午後は手術や入院患者のカンファランス・回診を行っており対応できないことがあります。
午後の診察をご希望の場合は、整形外科外来スタッフへ電話にてご確認ください。
● 他院で一度検査された方へ
他院でMRIやCT検査など画像検査を受けた方は、可能であれば画像データをご持参ください。
主な診療内容
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- 膝半月板損傷
- 治療方法鏡視下半月板縫合・切除術
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- 膝前十字靭帯断裂
- 治療方法鏡視下十字靭帯再建術
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- 変形性膝関節症
- 治療方法膝周囲骨切り術・人工膝関節置換術
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- 内側膝蓋支帯(MPFL)断裂
- 治療方法靭帯再建術
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- 変形性股関節症
- 治療方法人工股関節置換術
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- 大腿骨転子部骨折・大腿骨頚部骨折
- 治療方法骨接合術・人工骨頭挿入術
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- 脊椎椎体骨折
- 治療方法保存療法
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- 四肢の骨折・軟部組織損傷
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- 骨粗鬆症
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- 手術前・手術後のリハビリテーション
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- 脊髄損傷・脊髄症の手術後
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- 切断(義肢装具の作製・評価・訓練)
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- MRI装置(1.5T)
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- CT装置(16列)
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- 骨密度測定装置(DEXA法)
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- 超音波診断装置
超音波診療
運動器の診療(検査・治療・手術)にエコーを役立てています。
全身麻酔に超音波ガイド下神経ブロックを併用し、術後の痛み軽減をはかり早期回復を目指しています。
二次骨折の予防への取り組み
2022.4月より多職種による骨折リエゾンサービスを始めました。
大腿骨骨折の入院患者様に対して、評価・介入(治療)を行います。退院後かかりつけ医でも治療を継続できるよう連携をすすめています。
医師紹介
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- 関節病センター長 進藤 裕幸
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(月~木曜日)
医学博士
長崎大学名誉教授
日本整形外科学会 整形外科専門医
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- 部長 岩永 斉
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整形外科一般 / リハビリ(金曜日)
医学博士
日本整形外科学会 整形外科専門医・スポーツ医
運動器リハビリテーション医
日本リハビリテーション医学会認定臨床医
義肢装具等適合判定医
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- 常勤 渡邉 航之助
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整形外科一般(火曜日午前)
日本整形外科学会 整形外科専門医
義肢装具等適合判定医
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- 非常勤 小関 弘展
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リハビリ / 整形外科一般(月曜日・水曜日午前中)
医学博士
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科医療科学専攻保健科学分野 教授
日本整形外科学会 整形外科専門医・脊椎脊髄病医
運動器リハビリテーション医
日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション科専門医
義肢装具等適合判定医
ロコモアドバイスドクター
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- 非常勤 弦本 敏行
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整形外科一般(⽊曜日、⾦曜日午前)
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- 非常勤 尾﨑 誠
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股関節外科(火曜日午前[予約制])
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- 非常勤 米倉 暁彦
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膝スポーツ外傷・膝関節外科(水曜日[予約制])
その他
日本整形外科学会認定研修施設
指定自立支援医療機関(厚生医療、肢体不自由)
日本整形外科学会症例レジストリー
このたび和仁会病院 整形外科では、運動器の病気で入院・通院されていた患者様の診療情報を用いた研究を実施しています。
この研究を実施することによる患者様への新たな負担は一切ありません。
また、患者様のプライバシーの保護については法令等を遵守して研究を行います。
あなたの試料・情報について、本研究への利用を望まれない場合には、担当医師にご連絡ください。
診療情報の取扱いについて
※当院では関節外科・スポーツに関連する疾患の治療を、長崎大学病院整形外科及びスポーツ医学診療センターと連携して行っています。
手術所見・画像・各種検査結果などのデータを共有します(慎重かつ適切に扱います)。
希望されない場合は申し出てください。
※当院での診療で得られた患者様の情報を役立てるため、和仁会グループ内で共有します(慎重かつ適切に扱います)。
希望されない場合は申し出てください。